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猫と腎臓病

猫の死因ナンバーワンは腎臓病

ペットブームが続く2017年の3月現在、沢山の方がペットと一緒の生活を送っております。
特に猫と一緒に生活をしている方が多く、猫人気はこれまでに類を見ない程に盛り上がっております。

猫は家猫として飼育すれば、10年以上生きてくれる生き物です。
病気や怪我に気を付けて長く健康でいて欲しいと思うのが飼い主なら当然の事だとは思います。
その為、猫はどのような病気にかかりやすく、どのような病気は危険なのかを知っておく必要があります、猫がかかりやすい病気の中で最も多い死因が腎臓病です。
猫は元々腎臓関係はそれほど強くありませんので、腎臓を傷めて死んでしまうケースが増えているのです。

猫に多い慢性腎不全

慢性腎不全という病気は、従来でしたら血液中の老廃物をろ過して尿として排出する為に必要な腎臓のネフロンという組織が徐々に病んで行ってしまい、腎臓が行っているろ過機能が低下してしまう病気が慢性腎不全という病気です。
この慢性腎不全によって腎臓が壊れてしまうと治療しても完治する事はありません。

慢性腎不全の治療を行わないと

仮に慢性腎不全を放置してしまうとどのような症状が起こるのかと言うと、お水を大量に飲み大量におしっこをするようになったり、脱水症状を起こしたり、嘔吐する回数が増えたり、便秘や下痢になったりします。
徐々に食欲不振になり体重が減少していきます。
腎臓のろ過機能が壊れて行くと老廃物を排出する事が出来なくなってしまいますので尿毒症になりやがて死に至ります。

慢性腎不全の治療法

以前は慢性腎不全になると治療は難しいと言われておりましたが、最近では食餌療法によって進行が抑制されることがわかってきましたので、早期発見する事ができれば十分に長生きする事ができます。
また、子猫のうちから食事のケアをしっかりと行う事によって、慢性腎不全になるリスクを減らす事が出来ます。

慢性腎不全に効果のある新薬

2017年の1月に東レは慢性腎臓病の治療薬をしてニュースになりました。
この発表では農林水産省から承認を得た事も同時に発表され、慢性腎臓病の治療薬は現実のものとなりました。
腎臓の機能が低下するのを抑制する猫用の薬は世界初と言う事も有り世界中から注目を集めております。

また、2017年の4月からは動物医薬品の共立制約が販売を開始します。
ペットブームにより猫を飼育されている方が増える中で、10歳以上の高齢猫の半数以上が持病として抱えている慢性腎臓病の治療薬としては画期的な発表でしたので注目を集めるのは当然の事です。
共立製薬が販売する慢性腎臓病の治療薬ラプロスは、一日二回、口から投与する事で腎臓病の進行を抑える事ができると発表しています。